子供の頃、山で育ち山菜を食べ、にがい、きどい、くせがある、と嫌いだった人も多かったでしょう。
家を離れて都会へ行き、大人になり昔を思い出し山菜を食べ、
子供の頃あんなに、苦かった味が、美味しいにがみに変わる人も少なくないでしょう。
春、雪が解けだした所から真っ先に出てくるふきのとう、最もポピュラーな山菜であり、 最も美味しいにがみを感じさせ、最も春るらしい山菜のひとつでしょう。
雪が早く解ける川端や、日当たりの良い田んぼのあぜ道などで、春一番を見つけて 嬉しくなることでしょう。
ふきのとうのすぐ後に出る山菜がこごみ、少し山へ入らないと採れないかも知れませんが、青々とし、ふきのとうとは逆にくせがなく、人気のある 山菜です。茹でてゴマ和えマヨネーズをつけたりしても美味しく召し上がれます。この他に山ワサビ、山人参、ドンパ、も出てきます。まさに先駆けの山菜でしょう。さあ、天気の良い日は、裏五頭の山に出かけよう。
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